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平成27年度・診断士2次の再現答案(CAP編)

お待たせしました!
ようやく再現答案が出来上がったので、アップします♪
ただ、この答案についてはノーコメントとさせてください。
(…失敗したのは自分が一番よ~く分かっているので)

今後の受験生の皆様(と、来年も受験する自分)に対して、何かのお役に立てられれば幸いです。

1次試験も含め2015年度の中小企業診断士試験、本当に、本当に、本当に…、
「お疲れさまでした!!!」

今回ダメったとしても、また来年頑張ります!
その時は懲りずにまた付き合ってやってくださいね(・▽≦☆

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【事例Ⅰ】
●第1問
市場は①戦後の創業当初、経済的余裕のある庶民が増えスポーツやレジャーの感心が高まったが②第一次オイルショック時に海外の廉価品が出回り厳しくなった。③少子高齢化の現在、ゲートボール市場が伸張した。

●第2問
理由は①特許取得した高度な成形技術・ノウハウの強みをより専門化させる狙いで選択と集中による明確な事業セグメント分けを考慮した為である。また②自社ブランドのバドミントン事業とは事業に対する考え方が異なっており、関連会社として独立させた為である。

●第3問
課題は①競合に対抗できる為の更なる高付加価値製品提供・研究開発を行い、市場やターゲットを分析・拡大する事、②プラスチック事業に依存しすぎず他の既存セグメントも成長させバランス最適化し安定させる事である。

●第4問
理由はA社・関連グループが生計技術の習熟・継承を強みにして成長できた企業であり、長期的志向による人的経営を狙いとしている為である。また正社員が多くロイヤリティも高い為年功ベースの運用が効果的な為である。

●第5問
組織面で研究開発部門を設立し、部門間連携を推進し、市場ニーズ収集に留意する。人材育成面で能力開発や透明性のある評価や表彰、権限委譲により従業員のモラールを向上させ、またソフトウェア開発者の育成を図る。


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【事例Ⅱ】
●第1問
(設問1)
①近年増加している、高層マンションに住みたいと考えている30代のファミリー層向けに、長く住みたい魅力を与え、②地価の値上がりで土地建物売却を検討している中高年層向けに、住みやすさと安心感を与える。
(設問2)
①ファミリー層には教育機関やスクールを、②中高年層には美容・健康サロン等の業種を誘致する。
(設問3)
サービス業と連携し、相互に宣伝チラシやクーポンの配布を行う、インタラクティブな戦略を採用する。

●第2問
「食器店」を選択
県内の農産物や加工品にマッチした食器の提案により、高級感と落ち着いて食事ができるイベントシーンを演出させる。また、居酒屋に対してもインテリアによる店舗作りのアドバイスができ、食品とのシナジーが高い。

●第3問
(設問1)
誘致する食品小売店は、地元の高付加価値な農産物を取り扱う地産地消を大切にする店舗である。また、顧客参加型のイベントも積極的に企画し、総合スーパーとのすみ分けをはかり、B商店街全体の向上に繋げる。
(設問2)
①県や市、店主と協力して落ち着いた食事のイベント企画やシーンにあった料理提案、居酒屋お勧めの酒セミナーを行う。②織物産業の歴史紹介や寝具工場の見学ツアーを行い、B商店街の認知度向上と地域活性化を図る。


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【事例Ⅲ】
●第1問
(設問1)
生産面で鋳造の生産能力が高く、機械・塗装工程の新設による一貫生産体制を有する点。
営業面で鋳造技術に精通した選抜エンジニアによる営業体制で、新市場開拓実績もある点。
(設問2)
メリットは①受注量の季節変動が激しいマンホール蓋のリスクをカバーできる事、②C社の技術向上・ノウハウ蓄積でより高付加価値な製品開発・改善ができる事、③ブランド認知度向上により、利益拡大が望める事である。
(設問3)
改善策は、①顧客との打合せ時に設計・製造部も同行し、情報共有する事、②需要予測や在庫情報を共有し、在庫管理を行う事、③5Sの徹底で仕掛品を適正な位置に見直す事、④外段取り化や工程手順改善が挙げられる。

●第2問
問題点は、ボトルネックな機械加工工程の見直しができていなく、設備稼働率が48%と低い点である。改善策は、仕掛品置き場の見直し、設備の定期保全、内段取りの外段取り化、作業マニュアル標準化や教育を行う。

●第3問
受注・生産・在庫管理で使う全システムを連動させ、全社員が共有できる納期管理や進捗確認を行う。その為の必要情報として、資材の調達リードタイム、需要予測情報、在庫情報、生産設備の処理能力や稼働率、人員の作業計画、段取り回数情報等が挙げられる。

●第4問
強化すべき点は、既存取引先の要望に応え更に関係性維持・強化を図る事と、強みである鋳造技術の生産能力向上や工程の改善、短納期化に取り組み、高付加価値製品を開発する事である。理由は、C社製品がより一層の改善努力や製品開発により、C社の競争優位性が高まり、長期的な成長が望める為である。


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【事例Ⅳ】
●第1問
(設問1)
(a)売上高総利益率:17.67%
(b)①売上債権回転率:4.89回、②自己資本比率:22.12%
(設問2)
多様な金属加工技術蓄積で市場の評価が高く収益性も高いが、環境関連製品開発の資金を短期借入金に依存しており、安全性が低い。

●第2問
(設問1)
当期純利益:▲71百万円
(設問2)
(a)
X社の受注減少により急激な赤字を引き起こし、今後更なる赤字幅の増大が懸念される。
(b)
原因は売上高に占める固定費の割合が53%と高く、売上の減少が利益に大きな影響を与えている為であると考えられる。
(設問3)
(1)2,414百万円
計算過程:
損益分岐点売上高=(固定費+目標利益)÷(1-(変動費÷売上高))  
 =1,229÷(1-(950÷1,935))
(2)2,218百万円
計算過程:
損益分岐点売上高=固定費÷(1-(変動費÷売上高))  
 =1,129÷(1-(950÷1,935))

●第3問
(設問1)
ケース1:25, 30, 30(百万円)
ケース2:25, 30, 30(百万円)
(設問2)
プロジェクトZ:33.3(百万円)
プロジェクトE:77.8(百万円)
※プロジェクトEの方に○
(設問3)
・IRRによる分析を行う。
・ROA, ROEによる分析を行う。
・PERによる分析を行う。
∴投資リスクが少ない、プロジェクトZを採用する。

●第4問
(設問1)
大量発注による低価格交渉が入り、利益が低下するリスクがある。
(設問2)
環境に配慮した希少性ある高付加価値商品により利益を維持する。
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以上 
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「素直な」「今の」自分の気持ちと、今回の事例Ⅳで得た教訓。

昨日の診断士2次の疲れが抜けず、今日は鈍い頭痛と肩こりに悩まされたなぁ。

今回の日記はあまり気分のいいものじゃないので、サラッと流してください(_ _〃
でも、今の自分と同じ気持ちの人はかなり多いと思う。
だから今回は「素直な」「今の」自分の気持ちを綴っていきたい。
…だってこれは俺のブログなんだし(^^〃



振り返っていると、やはり事例Ⅳの計算ミスが悔やまれる。
主な失敗の原因は、問2の予想P/Lの作成に慎重になりすぎ、後続のCVPや問3のNPVを外したことである。
あの極度のプレッシャーの中、3事例ぶっ通しで解いた後の細かい計算は、本当に堪える…
なかなか検算や見直しをしても思考が硬直気味なので、もはやリカバリも厳しい。
特に問3は、練習や模試ではあれほど得意に出来ていたNPVがほとんど正答できていない。
…つまり問3の配点である「26点を全て失った」ということである。

あの時こういう風に対応していたら…、もしあのときこうすれば…、といった「たられば」は本当に尽きない。

今回の教訓として心に刻んでおきたいこと…それは、
「事例Ⅳは±30点くらいの誤差を覚悟しろ」
ということである。

あれほど練習で得意だったとしても、どんなに頑張ったとしても

「本番で結果が出せなければ全く意味がない!」

辛いけれども、これが現実。
…でも、俺たちはその厳しい勝負の世界の中で、常に生き抜いていかねばならないのだ。

今は涙をこらえ大声を張り上げたい気持ちを必死に抑えながら、今ある大切な仕事をコツコツと頑張っていくしかない。

俺はあまり気付いていなかったけれども、どうやら周囲の人が「俺が診断士の試験を受ける」ということで、かなり気を遣ってくれたようだ。
さらに、多くの人から温かい応援もたくさんいただいた。
これでもし不合格だったら…、皆さんに会わせる顔がない。

皆は言う。
「よく頑張った!」「今はゆっくり休んで!」「リフレッシュした方がいい!」…と。
ただ今の俺は、どうしてもそんな気にはなれない。
すぐに取りかかった方がいい「再現答案」も作る気になれず、しばらく放心状態。

ただ、これも今週いっぱい(今月中)までには気持ちの整理をつけたい。
次回は、事例Ⅰから順番に再現答案をアップするつもり。

…さぁ、次は何をやろうかな♪

今回の診断士2次はサプライズがなかったラッキー回!?だが事例Ⅳの計算ミスが…

中小企業診断士2次を受験された皆様、本日はお疲れさまでした!
私が受験した会場では何と「出席率ほぼ100%!」といった状況で、受験生のレベルの高さと熱意がうかがえました。
…この中で上位20%に入らなければ合格できないことを考えると、改めてこの試験の難しさ・凄さを痛感させられました。

さて再現答案を作りたいところなのですが、今日は本当に疲れてしまいましたので、感想だけ書きます。
(以下、「だ、である調」にしています)



今回の試験を全体的に振り返ってみると、一切のサプライズはなく、とてもラッキーな回だったと思う。
直感的な難易度としては、
事例Ⅰ:やや易、事例Ⅱ:やや易、事例Ⅲ:普通、事例Ⅳ:やや易といった感覚。

事例Ⅰは昨年度の問題と業種が似ている、製造業の事例。
問われていることは過去問からのオーソドックスな論点ばかりだったので、設問文から連想キーワードはたくさん出た。
適度に与件文ともひも付けができたので、多分大丈夫そう。

事例Ⅱは「商店街の代表理事への助言」といった、今までになかった業種が登場。
しかも、過去や現在の分析ではなく、いずれの問題も「未来」に関するテーマばかりなので、ちょっと戸惑う。
ただ、これも過去問の事例Ⅱの最終問題によく出るような「新規事業提案」をイメージできれば、そこまで難しくはなかったかもしれない。
事例を解いているうちに、今まで解いてきた過去問の幻影が有機的に結合した。
解答にバラツキが出そうなのが怖いが、それでもできるだけ与件文に忠実になったので、ここも事故は少なそう。
ちなみに、電卓を使った分析問題は一切出ず(笑)
…かなり準備していたのに。

事例Ⅲから暗雲立ち込める。
問題点や課題、改善案はすぐに思いつくのだが、どの設問で解決させるのかが全く見当つかず。
特に第1問(設問3)、第2問、第4問は「最終的には同じ結論にたどり着くんじゃないか?」と、問題の切り分け処理にかなり悩む。
ある程度考えても分からなかったので、あえて重複解答のローリスク対応をしてみた。
多分Bは取れているんじゃないかな?と思うけれども、本来ここから稼ぎたかったので残念。

そしてラストの事例Ⅳ。
財務諸表分析や予想P/L作成、CVP分析、NPV、営業キャッシュフロー分析、といった、超定番な問題ばかりが並ぶ。
ただ、問2と問3で計算ミスを誘発しやすい極めて巧みな仕様になっている。
具体的には「法人税率30%(いつもは40%)」「小数点第2位を四捨五入(いつもは第3位)」「経常利益ベースでのCVP分析(営業利益と間違いやすい)」「減価償却費の足しモレ」などである。
そのうち自分は、考え方は合っていたものの「途中の計算をミスする」といった普段では考えられないことばかりをやらかしてしまった…
まぁ計算過程や記述問題で食らいついたのでそこまでの大幅減点はないとは思うが、単純ミスが多発したのが悔やまれる。
…やはり、事例Ⅳには悪魔が潜んでいるなぁ(T▽T;
内容が簡単だっただけに、非常にもったいない。
情報処理試験の午後Ⅱ論文でもそうだが、ラストのパートは本当に疲労困憊なので「自分でも理解できないミスを起こすものだ」ということを、強く認識しなければならない。



自分の合否は、事例Ⅳの出来次第(部分点の付き方次第)で決まると思う。
本当に「なぜあの事例Ⅳの計算ミスに気付けなかったのか」が悔やまれる。
ただ、それも含めて今の自分の実力。
今回は本当に頑張ってきたので不合格になるとさすがのショックを隠せないが、もはや今さら考えても仕方がない。
今は、「今まで頑張ってこれた自分」と「大切な人」への感謝をし、合格発表日まではゆっくりと過ごすことにしよう。

わずかに肌寒い10月25日の夜。自宅にてややほろ苦い酒を嗜みつつ…

「絶対にあきらめないこと」やはり最後はコレ!

いよいよ明日が診断士の2次になった!
今まで本当にたくさん頑張ってきた。
思えば何年前からこの資格試験、勉強してきたんだろ…?
診断士を取るためにいろんなことをやってきた。
勉強はもちろん、仕事面やプライベート面でも診断士を意識し、常に周囲の感謝の気持ちを忘れずに頑張ってきた。

今さらもう難しいことは考えない。
「いつも通りのことをいつも通りにやる」「社長の話(与件文と設問文)をちゃんと聞く」「診断士・コンサルタントとして真剣に仕事に取り組む」ただそれだけ。

でも、俺にとって一番重要なこと…それはやはり
「最後まで絶対にあきらめないこと!」
これにつきる。

今まで自分を応援してくれた人、一緒に勉強を頑張った人、診断士の勉強するきっかけを与えてくれた人…、本当に全ての人の期待に応えたい。
そう…
「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」

振り返ってみると、よくここまで頑張れたと思う。
診断士という大きな山も、途中転びながらも山頂まであと一歩のところまでたどり着いた!
とにかく明日の試験、楽しもう!!

そして今度こそ診断士になる!!!

2015ITストラテジスト午後Ⅰ・解答。問3が微妙…!?

先日受験したITストラテジスト試験の午後Ⅰの再現答案が出来上がったので、アップします♪

問2はかなり精度高いと思います。上手く行けば40点くらいは取れたような感じがします。
ただ、問3がかなり難しかったですねぇ…
感覚としては15点くらいですが、どこまで部分点を拾ってくれるかが気になります。
特に問3の設問1が全く分からず、「同じようなことをあちこちに書いてしまったこと」と、「複数のキーワードを入れたので、減点されていないか」が気になります。
後者の複数のキーワードによるローリスク対応は、思わず診断士2次の癖が出てしまいました(^^〃

では…

【問2】
(設問1)
(1)
保管時・輸送時の品質保証ができる温度管理を行う事。
(2)
在庫一括管理とシステム導入により、納入日数の指標と食の安全を提供する事ができた。
(設問2)
(1)
システム連動により、営業部が生産状況を把握でき迅速な納期回答が可能となった。
(2)
地域主要顧客が行う特売等のイベント企画情報。
(設問3)
(1)
本社営業部の一括発注・在庫管理で、在庫適正化とコスト削減が見込める為。
(2)
出荷情報、出荷製品の製造ロット番号と、その関連付け情報。

【問3】
(設問1)
(1)
①ベンダ別・スキル別の作業単価が基準値を下回り、明細が提示されている事。
②情報システムの重要度を踏まえた上で、信頼性・可用性を検討する事。
(2)
ベンダ別・スキル別の作業単価基準値と、見積りプロセスのガイドライン。
(設問2)
国の政策や重点施策変更対応、防災対策、景気浮揚策の重要度が高く、準備を要する為。
(設問3)
(1)
実体を精査し、評価プロセスやデータ収集項目の見直し、改善を図る。
(2)
OSSと委託先ベンダの一括管理と棚卸しを行う。

以上。

平成26(2014)年度・診断士2次の感想

昨年の平成26年度の2次試験まで、ようやく辿り着きました!
かなり疲れましたが副産物として、今までの事例を暗記してしまいました(笑)

昨年は決して簡単ではなかったものの、それでもオーソドックスな問題に戻り、ホッとしております。
いずれも原点回帰がうかがえる良い事例ばかりでした。

…さぁいよいよ平成27年度です!
直球・変化球、どちらで来るかは分かりません。
ただ言えることは「どんな問題が出ても絶対に解くんだ!」という「強い意志」を持つことです。
本試験の過去問:14年*4=56事例と、市販TAC問題集:16事例、市販LEC問題集:8事例、TAC模試:4事例。「合計:84事例」という、今までにない圧倒的な取り組みの量!
ここまでやったら、もう合格しかない。そう信じて…

●事例Ⅰ
・業種:精密ガラス加工メーカー
・主なテーマ:業界による経営環境の変化分析、当時の製品がA社の主力製品に育たなかった理由、2度のターニングポイントを経て新たに生じた組織管理上の課題、良品率が大幅改善された要因、高度人材を長期的に勤務させるための管理施策のアドバイス
・解いてみた感想:
 研究開発がテーマな事例。
 相変わらず設問要求が抽象的なものばかりだが、これまで過去問で勉強してきた組織・人事施策の主要論点をもとにぶつければ、十分対応できる。
 ただ、解答の根拠があちこちに散らばっているので、そこをちゃんと見落とさないことが重要な事例だった。

 事例Ⅰは全体的に抽象度が高く、設問要求もぼんやりとしたものばかりである。
 だからこそ、与件文に忠実になること!
 どうしても書けなくなって困ったら、過去問でよく出るキーワード「公平かつ透明性のある人事評価制度」「教育・研修」「権限委譲」「表彰」「モラール」「コミュニケーション」などを織り込んで、何としてでも得点につながる可能性をできるだけ書く。
 事例Ⅰは攻めに入りたい気持ちを抑え、あくまでも守りに徹することが大切だ。
・難易度:★★★☆

●事例Ⅱ
・業種:旅行業者
・主なテーマ:PPM、新規顧客獲得のための新たなコミュニケーション戦略、デシル分析から重点顧客の検討、客単価向上のための新商品開発方法と既存商品の改良アドバイス
・解いてみた感想:
 いきなりPPMの知識問題が登場する。
 各サービスごとに「金のなる木」「花形」「問題児」「負け犬」を書ければ問題ないが、1次知識があやふやだと結構焦る。
 出ました「デシル分析!」なんじゃこりゃー??って感じ(笑)
 ただ、表と設問文の中期により10分割しているな、といったようなイメージはついた。
 今度の事例Ⅱもおそらく数値データの分析系は出題されると思う。
 H25, H26ともに焦らずコツコツと数字を拾っていけば、絶対解ける問題である。
 
 事例Ⅱは近年サプライズ傾向になっているので不安だが、それでも逃げずに取れる問題はトコトン取っていくしかない!
 事例Ⅱは簡単なところで高得点を狙いつつ、新規事業系は与件から連想できることを多面的に答える。要は問題の特性ごとに柔軟に対応すべきと考える。
・難易度:★★★☆

●事例Ⅲ
・業種:超精密小型部品の生産・販売メーカー
・主なテーマ:C社の強み・弱み、加工不良率増加の改善策、X社からのC社業務移管によるメリット・生産計画や資材調達計画の改革
・解いてみた感想:
 事例Ⅲにしてはめずらしく、つかみどころがない抽象的な問題が多め。
 問題としては、経営と生産技術オペレーションがバランスよく出題されているが、生産オペレーションが複雑で情報整理が難しい。
 特に、C社の生産計画や資材調達計画の「改革」という設問は、結構悩んだ。
 改善レベルにとどまっていないか?ちょっと難しいが、これは悩み過ぎない方がいいと思う。
 また、1次の運営管理に出る「予防保全」の知識が定着していると、かなり有利。
 やはり1次の財務・経営・運営はとても重要!最後の最後で助けられる場面が出てくるだろう。
 ちなみに定番の情報系の問題は出なかったが、さほど影響はなかったかもしれない。
 
 事例Ⅲも難しいが、問題点や課題は与件文にかなりハッキリと出ている。なので、そこをちゃんと拾えるかがカギだと思う。後はQCDのバランス最適化や、定番の情報系問題をそつなくこなせば大丈夫。
 事例Ⅲは他事例に比べてあまりサプライズがないので、かなり安心して取り組める。
 過去問のセオリー通り忠実に対応していけばまず間違いない!
 疲れをためずに、継続して集中しよう。
・難易度:★★★☆

●事例Ⅳ
・業種:老舗喫茶店
・主なテーマ:経営分析、固定資産除却損、改装タイミングによる予想税引後CFの分析とNPV算出、限界利益率、セールス・ミックス、為替リスク軽減手段およびそのメリット・デメリット
・解いてみた感想:
 H24とH25の問題と同じように計算主体なものの、かなりオーソドックスな形に戻った。
 H24とH25は本当にとんでもないサプライズだらけだったのでこの原点回帰は喜ばしい限りだが、油断はできない。
 内容を見てみると一見簡単そうな印象だが、微妙に悩ませる要素がところどころに散りばめられている。
 具体的には「固定資産除却損」「NPV算出における割引年度の認識相違」「セールス・ミックスの個別固定費考慮モレ」などである。
 難しいというよりは、引っ掛け的な要素の方が近いかな?
 特にセールス・ミックスの個別固定費の扱いについては、「こういうアプローチがあったんだー」といったような、目からウロコのような問題であった。
 
 本当に今年の事例Ⅳ、何が出るんだろ…?
 今は楽しみ半分・不安半分の、複雑な心境である。
 とにかく「どんな問題が出ても絶対に最後まであきらめない」ことだな。
 しつこいけれどもとにかく何度も書いて心に刻んだ方がいい。
 …さぁ因縁の「事例Ⅳ」に終止符を打とうか!
・難易度:★★★

平成25(2013)年度・診断士2次の感想

平成25年度の感想です。

2次は、この年度で2度目の挑戦でした。
とにかく事例Ⅳの変化球すぎる問題に、いったん診断士を挫折しかけたほどの恐ろしい難易度に打ちのめされました。
正直「この先の診断士試験は、一体どんな傾向になってしまうのだろうか…?」と途方にくれました。
あと「なんで俺だけこんな悪いタイミングに…」といった気持ちにもf ^^;

まぁこれがきっかけで簿記1級の学習を奮い立たせる要因となったわけですが、おかげで事例Ⅳは4科目の中で一番得意になりました。
(ちなみにこの年度の事例Ⅳの評価は、最低ランクのDでした。そのため、とにかく事例Ⅳを徹底的に鍛え上げました)
今度は逆に事例Ⅳで稼ぎまくるぞー!

●事例Ⅰ
・業種:健康食品サプリメントの通信販売業者
・主なテーマ:人員体制の工夫(正規社員を増やしすぎないで事業拡大する方法)、非正規社員の管理(中高年層の主婦をオペレータとして積極採用している理由、低離職率維持のための施策)、新卒正規社員を採用ことにした理由、顧客データベースの情報がが新商品開発に結びついていない理由
・解いてみた感想:
 某サプリメントのグルコサミンCMが頭の中で「グルグル」と回った事例。(最近放送してない気もするが)
 実際は、オペレータのモチベーション管理や人事施策が中心の事例だったかと思う。
 ただ、対象が「非正規社員の主婦向け」という、1次の経営理論の教科書にはまず出てこない、イレギュラーな内容であった。
 また、第1問でいきなり今後の事業提案を問う問題が出たのも、大きなインパクトである。
 類推も多い問題だったので、かなり難しい問題といえるだろう。
・難易度:★★★★☆

●事例Ⅱ
・業種:水産練物(さつま揚げ等)の製造小売業
・主なテーマ:B社が今まで存続する事ができた理由、地域ブランド確立につながるためのパッケージデザイン・シールの工夫、POSデータから分析できるイベント開催効果の分析(自社シェア、水産練物カテゴリ全体)、インターネット販売開始に伴う利益確保のポイントとコミュニケーション戦略
・解いてみた感想:
 事例はなんともまた美味しそうな「さつま揚げ」登場!とにかく試験中は腹が減って仕方がない。
 …事例Ⅱの試験委員の先生、お願いですから試験中に僕の好きなモノばかり出さないでくださいf ^^;
 
 さて、今までPOSデータをどう活用するか?といった事例はいくつかあったが、今回はその「実際のデータを集計・分析させる」といった、計算問題が初登場!
 ただ、電卓を使ってよいのかが分からず、問題自体よりも電卓を使おうか?使わないか?といった余計なことで悩んでしまったのが、もったいない。
 いきなりの計算問題で焦りさえしなければ、問題自体はストレートなのでそこまで難しくはない。
 …まぁ自分は、計算問題で焦ったけれども。今度は大丈夫!
 
 あと注意したかったのが、問2のパッケージデザインの問題。
 この問題で問われていたのは「地域」ブランド。
 これを自分は「企業」ブランドと思い込んでしまい、タキプロ勉強会で診断士の先輩から「違うよ」との指摘をいただいた。
 ブランドもいろいろあるからねぇ。こういった思い込み系のミスは本当に痛い…
 本当に気づいてよかった。感謝!
・難易度:★★★★

●事例Ⅲ
・業種:通信施設用部材の生産、据付け業者
・主なテーマ:首都圏市場参入で活用すべきC社の競争優位性、関東工場の役割変更と対応策、短納期化対応するために必要な技術部内で共有すべき情報、技術部内の業務効率化提案、通信用部材市場以外での新規事業開発の留意点と過去の失敗分析
・解いてみた感想:
 事例企業の業種はつかみにくいものの、問題内容としてはかなりオードドックスである。
 ほとんどの設問要求で、与件に「問題点」としてたくさん挙がっている。そのため、丁寧に読み取りさえできれば高得点は狙える。
 最後の「新規事業の留意点」はやや類推や1次知識が必要だった。ただ、それでも与件の文章をある程度引用できていれば問題ないとは思う。
 この年度は難しい問題ばかりなので、事例Ⅲで稼げないとちょっと苦しいかも…
・難易度:★★☆

●事例Ⅳ
・業種:医薬品調剤製造の会社
・主なテーマ:植物工場設立の出資による財務分析(安全性)、減価償却費(定額法・200%定率法)、営業キャッシュフロー累計額計算、節税効果の説明、2つの調達方法(金融機関借入か少人数私募債)による現金有高の分析、品質原価計算の理論
・解いてみた感想:
 当時これを解いた受験生全員が頭を抱えたであろう、伝説の最凶事例である。
 H24の事例Ⅳからさらに迷走しているような印象で、しかも計算過程の記述がないので部分点すら狙えない。
 まず、主語がD社でなく投資先の植物工場(子会社)といった設定で、事例企業の置かれている状況が把握しづらい。
 昨年同様、定番の経営分析は出ず。なぜかP/Lがどこにも見当たらない!
 「B/Sのみで分析する」という話に気付いたのは、相当時間がたってからのこと。が、肝心の指標の切り口が全く思い浮かばない。
 1次の法務でもあまり理解できていなかった「少人数私募債」というキーワードが集中力を欠く。
 出ました「200%定率法!」これは分からないと全く解けない。税理士ならともかく、診断士でこのニッチな改正論点を出すのはちょっと疑問…
 そして極めつけは「品質原価計算!!」
 模範回答通りの①外部失敗コスト②内部失敗コスト③評価コスト④予防コストを意識して書けた人は、果たして何人いたのだろうか…?
 しかもこの90文字でだけで配点30点って…、他の事例問題とのバランスおかしいでしょ!?
 まぁ事例に合ったそれっぽいことを書いていれば部分点はもらえただろうが、それでもやはり何を書けばよいか全く思いつかなかった。
 
 ちなみにどうでもいいことかもしれないけれどもこのD社、財務状況良すぎ。
 投資前の当座比率:230%、固定比率:73%、自己資本比率:55%って…実は隠れ超優良企業!?
 なお固定比率の計算方法は、固定資産/自己資本だが、ちょっと覚えづらい。
 個人的には、固定長期適合率:固定資産/(自己資本+固定負債)の方が覚えやすいので、こっちも覚えておいて損はない。
 
 総じて、難易度は最凶レベル。(ただし初見時に限る)
 もちろん今は大丈夫だし、この手の変化球がきても、もう大丈夫!
 この事例Ⅳを克服するために、今まで頑張ってきたのだから。
・難易度:-(※測定不能)

診断士直前のITストラテジスト受験でしたが、ちゃっかり本気出しちゃいました。

2015秋期の情報処理技術者試験を受験の皆様、お疲れさまでしたー!

前回の日記で「ITストラテジストは診断士2次の模試のつもりで~」みたいな感じで書いてしましましたが、実は本気出して取りに行っちゃいました(^^〃
…おかげさまで、疲労感が半端じゃないですけれども(o´Д`)=з



さて、本当は今日のチャレンジや試験問題の感想をいっぱい振り返りたいのですが、診断士も近いので、サラッと流します。

午前Ⅰは26/30、午前Ⅱは19/25で、今回も無事通過できました。
午前Ⅰは「デマンドページング方式」「ワンセグの映像圧縮符号化方式の採用規格」「環境省の環境表示ガイドライン」あたりは全く分かりませんでした。
ただ、それ以外の論点は過去問からの流用が多かったような気がします。

午前Ⅱは午前Ⅰに比べ、ちょっと難しかったです。
「戦略マネジメントの実施項目」「顧客生涯価値の見積りの留意点」「企業と大学の共同研究」「ebXML」「インプレッション保証型広告」「連結子会社の範囲決定基準」が分かりませんでした。
ただ、中小企業診断士1次の「財務会計」「企業経営理論」「運営管理」の基礎を理解できていれば解ける問題も多かったので助かりました。
やはり診断士とのシナジーは強いですね。

午後Ⅰは「問2の食品メーカの業務改善」と、「問3の地方公共団体におけるIT管理」を選択しました。
問1はグローバル、会計システム、海外子会社といった大掛かりな印象だったので敬遠しました。
問4はパワードスーツの開発が面白そうだったのですが、始めから組み込み系は外すと考えていました。そのため昨年同様、今回も問2と問3を選択する形となりました。
問2は自分の得意な分野だったので、割とサクサク進められました。
…診断士2次でおなじみの「食の安全」「トレーサビリティ」といった用語が出て、とても対応しやすかったです。
しかし、問3は地方公共団体という馴染みの薄い業種だったので、結構大変でした。

午後Ⅱは「問2の緊急性が高いシステム化要求に対応するための、優先順位・スケジュール作成」を選択しました。
ちなみに問1は「ITを活用したグローバルな事業について」で、問3は「多様な顧客要求に応えられるためのシステムの製品企画について」でした。
(…今年度の問題は「グローバル」の比重が多めに出た印象ですねぇ。やっぱり英語頑張らないとマズイかf ^^;)
問題としては取り組みやすかったですが、「緊急度」を上手く論理展開できたかがやや気になりました。
字数としては、設問アで800文字、設問イで1,200文字、設問ウで1,000文字くらいといった、やや多めな仕上がりとなりました。そのため、時間はギリギリでした。
論理展開としては、「経営企画部長」といった何やら凄い肩書きを名乗り、旬な「マイナンバー制度」をネタにしてみました(^^〃
ただ、プロマネの勉強期間が長かったためか、事業部門間の調整や、納期対応、リカバリプランの策定、といった、プロマネ寄りなテイストで提出してしまったかもしれません。

感覚としては「午後Ⅰの問3で大きく事故らなければ合格できたかな?」といった印象です。



また、もう一つの目的としていた「診断士の模試トレーニング」も、かなり有意義でした。
特に、今回は午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱと4つの全パートにチャレンジしました。そのため、診断士2次の事例Ⅰ~Ⅳにそれぞれ近い時間帯で受験できました。
今回の情報処理試験を受験してみて、疲れ始めてくる事例Ⅲ以降の取り組みが合否の大きなポイントとなるような感覚を味わいました。



さて、午後Ⅰの再現答案をアップしたら、またすぐさま診断士2次の最終追い込みをしなければなりません。
本当に泣いても笑っても、あと1週間!

今日の試験中では時間が間に合いそうになく、くじけそうになった場面が何度かありました。
その時、脳裏によみがえってきたあの名言。そう…
「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」
この言葉が、心のどこかで聞こえてきた。
本当に、最後まであきらめずに頑張ることは大切なんだということを、改めて知った。

「たとえどんなにボロボロなっても、俺は最後まで戦う!」

今回のITストラテジストは、診断士の模試ととらえるかなりの贅沢仕様。受験できることに感謝!

明日は、情報処理技術者試験のITストラテジスト(3回目)を受験する。

ただ今回は中小企業診断士(2次)の対策でいっぱいだったので、正直こちらの方は全く勉強できていない。
しかも今回は午前Ⅰからのスタートなので、体力的・精神的にもかなり大変だ。
最悪、午前Ⅰだけ合格して、次回以降の「午前Ⅰ免除の権利」だけ獲得してさっさと帰ってしまおうか?と一瞬、考えた。

でも「やっぱり受験するからには最後までやってみたい!」という想いの方が強かった。それに、診断士とストラテジストは内容もかなり近い。
特に診断士2次とストラテジストの午後Ⅰは、解答アプローチや思考プロセスもそっくりだ。
午後Ⅱの論文はそこまで診断士2次とのかぶりはないものの、論文の骨子を設計し2時間で3,000文字近くを書く、といった忍耐力を養う観点では、とても良いトレーニングになると思う。

今回は100%過去のストックだけで臨むつもりなので、午前で暗記系や新傾向問題が連発されたら、午前Ⅰの時点からかなり危ない。
でも、今まで午前はほとんど正答率:8割を超えていたので、もう過去のストックに懸けるしかない。



システム監査と双壁を成すといわれている、情報処理試験・最難関区分の「ITストラテジスト」。
これを診断士2次の模試ととらえている現在の状況は、極めて贅沢なものだと感じる。
診断士とITストラテジストが一緒に受験できる「貴重な年度」に巡り合えたことに心から感謝したい。
もちろん「受験できる健康な身体があったこと」と「素晴らしい環境や人に恵まれていたこと」への感謝も決して忘れない。

明日の情報処理ITストラテジストと来週日曜の診断士2次試験は、本当に楽しんでいこう!

受ける試験は2つあるが、気持ち的には「2つで1つ」。
もうこうなったら両方合格するしかないね!!!

平成24(2012)年度・診断士2次の感想

平成24年度が、私の診断士2次のデビュー戦でした。
このH24と次回掲載予定のH25試験は、実際受験していました。
そのためかなり思い出補正があるかもしれません旨、あらかじめご了承くださいませ(^^〃

振り返ってみると、やはり事例Ⅱの「コーズリレーテッドマーケティングが分からなかったことによる大事故」が印象的でしたね。
事例Ⅳも出題傾向がガラッと変わり、しかも複雑な計算ばかりで心が折れかけた覚えがあります。
落ち着いてやれば(あと、知識がちゃんと入っていれば)そこまで難しくはないのかもしれません。
ただ、それでも当時2次初受験の自分にとって、事例ⅡとⅣの傾向の変化の激しさにはついていけませんでした…
いきなり変化球を出題されたことによる動揺を鑑みますと、極めて難しい年度だったといえるでしょう。

勉強も大事ですが、メンタル管理も重要だなぁ、と痛感させられました。

●事例Ⅰ
・業種:アルミを取り扱う、表面加工処理事業
・主なテーマ:海外進出の背景に伴う外部環境分析、当時海外進出が実現しなかった理由、現地国の品質管理・従業員教育、支社(現地国)と本社(日本)の関係構築、と成果主義型賃金制度の留意点
・解いてみた感想:
 海外進出の戦略がメインであった事例。
 今までも海外新出の事例はあったが、今回はかなり海外進出は核となるテーマである。
 物珍しい「経済特区」というキーワードがやたらと気になった。
 第1問は与件抜き出しでOKだけども、他の問題は類推が求められる問題で少し難しかったなぁ。
 特に第2問の「X社からの要請には対応したのに、なんでY社からの要請は断ったのか?」という問題は、かなり対応に苦慮した。
 というか、実際こんな感じでもしY社から詰め寄られたら、説明できん。
 だって当時は準備できてなかったんだよ~とか、気分が乗らなかったんだよ~とか(笑)…いや、冗談ですf ^^;
 でも案外、解答例だとこのようなニュアンスだったりする。
 与件の世界で考えつつも、シンプルかつ柔軟にとらえることが重要なのかな?
・難易度:★★★☆

●事例Ⅱ
・業種:芋焼酎を専門とする酒造メーカー
・主なテーマ:ターゲット・セグメントごとの製品展開戦略分析、垂直的/水平的連携、コーズリレーテッド・マーケティング、地域における企業ブランド強化の施策
・解いてみた感想:
 とにかく芋焼酎ロックが飲みたくなった事例(笑)
 個人的にはH20の事例Ⅱ(温泉旅館)と同じくらい好きである。事例Ⅱの与件文は読み物としても非常に面白い!
 …ただ、問題は激難だった。
 まさに「垂直/水平取り違え(第2問)」「コーズリレーテッド事故(第3問)」といった事例(泣)
 自分は前者は何とかなったものの、後者の第3問のコーズリレーテッドの意味が全く分からず、第4問も大崩れしてしまった。
 「いや、知識なくても与件文から拾えるよ」って合格者は言うけどさ、これは知識として入れておきたかったなぁ。
 
 ここ最近の事例Ⅱは、傾向がかなり変化しつつあるので要注意。
 取れるところから確実に攻めていった方がいいと思う。
 そうすれば与件・設問文の対応付けで事故りづらくなるだろうし。
 1次の企業経営理論でもやや深い論点であるコーズリレーテッド・マーケティング。これのヒントが全くなかったので、難易度はMAXにしてみた。
 …そりゃあ今は解けるけどさ、当時のインパクトがあまりにも…
 今度こそは芋焼酎ロックで祝杯となりますように☆
・難易度:★★★★★

●事例Ⅲ
・業種:食肉の製造・販売業
・主なテーマ:加工部門分離によるC社の成長要因、流動数曲線・製品別販売数量から見える課題抽出、新規事業(外食チェーン店進出)に伴う準備、収益性を高めるための提案
・解いてみた感想:
 事例Ⅲでは初登場の図!
 しかし、特徴的な図だし1次の生産管理の基本知識があれば、十分対応できるとは思う。
 ただ、問2と問4がどうやっても同じような解答になってしまうのには、かなり悩んだ。
 無理に切り分け要素を考えると時間を食ってしまうし、重要なポイントを落としたりするとかなり危ない。だから、ある程度重複させて書いた方がいいのかもしれないなぁ。
・難易度:★★★

●事例Ⅳ
・業種:旅館業
・主なテーマ:予想損益計算書作成・変動費/固定費・感度分析、NPVによる投資案分析、損益分岐点売上高・固定費削減額の算出、ディスカウントCF法による企業価値分析、事業承継
・解いてみた感想:
 現在の旅館の収益悪化に伴い「何とかしよう!」といった事例。
 ストーリーとしては、
 ①改装案は良さ気だけど投資資金どうする?
 ②新館設立案は微妙…かな?
 ③最終的には売却や事業承継も考えている…
 といった、実はかなり暗い名作だったりする(^^;
 
 問題は極めて難しいものばかり。
 まず、第1問を見て「あれ?定番の経営分析でないの??」といった感じで、かなり面食らう。実際は、予想損益計算書を作る問題だが、売上原価の変動費についてかなり慎重に取り扱わないと後続の問題が大崩れする、極めて危険な問題。
 他にも、損益分岐点比率が100%超えで違和感を覚えたし、NPVや企業価値分析も今までの過去問にないかなり複雑な設定で、計算に時間を食う。
 端数処理の指示もなされておらず、全体としてかなりルーズな問題と感じる。
 極めつけは、ラスト問題の事業承継で200字!
 これはもう思いつく限り、ありったけの想いをぶちまけるしかないねぇ。
 …ただ、H24の流れを引き継いだような計算過程も書かせるスタイルなので、そこでいかに部分点が取れたかがカギであろう。
 
 とにかく「ザ、計算!」な事例。
 会計士や税理士の問題が楽に解けるくらいまでに鍛え上げないと時間内に解けないでしょ、コレ…
・難易度:★★★★★

平成23(2011)年度・診断士2次の感想

平成23年は、形式面で若干の変化がありました。
事例ⅡとⅣですね。
この「若干の変化」が平成24年、25年…と恐ろしい変貌ぶりを遂げたことは、当時の誰にも予想つきますまい(T▽T)
これ以降の年度は、本当にどんな問題が出るか全く予測がつきません。ですが、変化球やサプライズすら楽しめる大らかな気持ちを持つことが大事なのでしょうね。
…とは言っても本番ではどうしても焦りが出てしまうでしょうが、ここに書くことで少しでも落ち着きを取り戻せたらいいなぁ、と考えています。

●事例Ⅰ
・業種:医療品メーカー
・主なテーマ:営業活動の違い(一般家庭向け・医家向け)、医家向け市場に注力している理由、自社開発した特許をあえて出願しない理由、所有と経営の分離によるプラス面・マイナス面、目標売上高達成のための組織管理施策のアドバイス
・解いてみた感想:
 一般家庭向けと医家向けの違いさえ分かれば、楽な事例だったと思う。
 あと特許や株式所有など、法務の1次知識系の問題がやや多かったので、知識さえあればなお対応しやすい。

 ちなみに与件のラストに記載されていた、下記フレーズ。
 ~成功に安住し「ゆでガエル」になりやすい状況を回避し、チャレンジ精神を維持していくことが課題である~
 これは、本当に大切な言葉だと思う。
 ぜひ自分も「ゆでガエルになっていないか?」を常に自己チェックし、改善の努力を続けていきたい。むしろ調子がいいときこそ気を引き締めるべきだと感じる。
 「勝って兜の緒を締めよ」という諺も、自分の座右の銘の一つに加えておきたい。
・難易度:★★☆

●事例Ⅱ
・業種:眼鏡専門店
・主なテーマ:これまで採用してきた競争戦略、ターゲット・セグメントの設定、新戦略によるメリットとデメリット、市場浸透戦略のためのプロモーション方法、サービス・リカバリー・システムの要件と内容、インターナル・マーケティングの具体的手段
・解いてみた感想:
 20文字の解答があったり、200文字の解答があったり…と、全体のバランス感覚が狂いやすいかなり難しい事例。
 さらに「サービス・リカバリー・システム」なる新論点も出て、初見だと正直何なのか?全く分からない。
 これはかなりの類推力と与件の抽出力が試される。
 まぁ注記の問題をヒントにして何とか拾っていければ得点につながったかもしれない。ただ、やはり難しいのには変わりない。
 他には定番のインターナル・マーケティングも登場している。インターナルは事例Ⅱでは最頻出論点か?事例Ⅰにも出てきそう。
 ただ、今回は200文字という具体性を求められる問題だったので、事例からインターナルに使えそうな取り組みをピックアップしなければならない。
 最近の事例Ⅱは形式的な変化が目立って、以前よりもかなり対応しづらい事例になってしまった。だが「困ったら与件文に立ち戻る」姿勢を維持すれば、そこまで大崩れはしないだろう。
 …ただ、知識はやっぱり欲しい(--;
・難易度:★★★★☆

●事例Ⅲ
・業種:金属製家具製造業
・主なテーマ:C社の特徴(生産技術面・営業面)、生産計画精度の向上のための対応策、特注品対応による見直し(営業スタイル・設計面の課題・生産面の課題)、CAD/CAM化によるメリット
・解いてみた感想:
 経営、営業、設計、生産といった、広範囲な分析力・提案力を求められる事例。
 今までの事例Ⅲで頻出だった論点がバランス良く埋め込まれており、知識整理や解答プロセス分析等を行う観点においては、かなりいい問題だと思う。
 最後のCAD/CAMは結構難しかったかなぁ。
 まぁ基本、CostとDeliveryを押さえられれば大きく外しはしないと思う。
 事例Ⅲは知識問題っぽい問題が出ても、ちゃんとQCDフレームや与件の問題点をコツコツ拾っていけば得点につながる。
 昔は事例Ⅲが難しかったが、最近は易化しているみたい。なので、事例Ⅲはぜひ得点源にしたいなぁ。
 …まぁ、かつて点を取りやすかった事例Ⅱが大幅難化しただけなのかもしれないがf ^^;
・難易度:★★★

●事例Ⅳ
・業種:水産加工メーカー
・主なテーマ:経営分析、CF計算書作成および経営上の課題、特別注文受注の是非(差額収益分析)、製品Z廃止の是非(貢献利益別のセグメント分析)、デシジョンツリーを絡めたNPVの分析
・解いてみた感想:
 計算過程を書かせる問題が初登場!
 しかし難しい論点はあまりなかったので、情報整理して手際よく計算過程を解答用紙にまとめられれば、対応しやすい事例と言える。
 ちなみに、経営分析では原因と改善策の記述が復活した。ただ、3つの経営指標から1つの原因・改善策を導き出すのは、ちょっと慣れないと難しいと感じた。
 ラスト問題のデシジョンツリーについては、冷静に情報整理できないとちょっと厳しかったかもしれない。
 総じて、情報整理力と計算過程の説明力がポイントとなる事例だったが、落ち着いてやれば難しくはない。
 ただ悲しいことに平成24年度以降の事例Ⅳでは、この微妙な形式変化が恐ろしく形を変えてやってくるのであった…
・難易度:★★★

平成22(2010)年度・診断士2次の感想

平成22年度の問題は、事例Ⅲで一部難問があったものの、割と対応しやすい年度だったんじゃないかな?と思ってます。

ただ、簡単な年度も「合格率20%」という、実にシビアな相対評価…
簡単な年度だとハイレベルな戦いになるので、かえって難しいのかもしれませんね。
いずれにせよ「簡単な問題は絶対に取りこぼさないこと」と「難しい問題でも食らいつくこと」が重要ですね!

●事例Ⅰ
・業種:砂糖・油・小麦粉を取り扱う一次問屋
・主なテーマ:過去に成功してきた事業展開におけるA社の強み、経営状況の変化(商品特性と絡めて)、友好的買収の目的と効果、友好的買収で従業員を継続雇用することによるメリットとデメリット、成果主義要素を取り入れた場合のメリット・デメリット、食品原材料以外の商材に手を延ばすべきかどうかの是非について
・解いてみた感想:
 友好的買収による影響を分析させる問題がメインだったテーマ。
 買収による組織や従業員に与える影響を理解しており、かつ適切な管理施策が思い描けていれば、そこまで難しくなかったかと思う。
 ただ、ラスト問題の新事業の是非は悩んだ。
 他の事例Ⅰにもあったが、こういった○か×を問う問題はかなり難しい。
 でも、重要なのは「○や×に至った経緯や根拠がちゃんと説明できること」だと思う。一番最初にやる事例Ⅰだけども「大胆かつ慎重に提案」をしていこう!一番大局的な視点が求められる事例だし。
 また、この事例のストーリーとしては「人的ネットワーク」による過去の成功要因と、環境変化が核であった。
 「人づきあいは確かに大切だし、今後とも家族的経営は維持したい。けれども、外部環境の変化に適応して革新していかなきゃ!」といった社長のジレンマがうかがえて、ハッとさせられた。
 …やはり常に新しいことにチャレンジしたり、改善の努力をしなければ!
・難易度:★★★

●事例Ⅱ
・業種:食品スーパーマーケット
・主なテーマ:経営再建策の一環として行った仕入先精査の実施内容について、大手スーパーとの差別化のために設定したターゲット・セグメントとその便益、実施したインターナル・マーケティングの内容、「Bポイントカード」機能拡大による顧客への便益、エコ活動推進による経営上の効果
・解いてみた感想:
 エコを愛する企業の素晴らしい事例。
 最近は利益を上げる直接的なマーケティングだけでなく、社会貢献で間接的に利益につながるマーケティングも多くなってきたので、社会貢献やCSRは見逃せない。
 問題としてはセオリーな論点(ターゲット設定、インターナルマーケティング、顧客満足度向上など)ばかりで、事例Ⅰ同様、さほど難しくはない。
 ただし、2つに切り分けて書く問題が5問中4問もあるので、切り分けに悩み過ぎるとしんどいと思う。悩み過ぎない方がいい結果が得られたかもしれない。
 また、この事例も「なぁなぁ化していた人付き合い中心だった経営を改革」するストーリから始まり、本当に経営革新の重要性を思い知らされた。
 与件の「経営の原点は、地元への感謝から」といった経営哲学や、顧客との「絆」を意識した経営を行っているのは、本当に見習うべきだと感じた。
 地球環境のこともちゃんと考えているし、素晴らしい!
・難易度:★★★

●事例Ⅲ
・業種:自動車部品メーカー(2次請け)
・主なテーマ:自動車業界における強み・弱み、取引先Y社からの要請対応による対応(コストダウン、生産現場の混乱の解決策)、Y社と共有すべき必要なデータ(リードタイム短縮面、コストダウン面)、X社からの中国進出要請に対する方向性検討とアドバイス
・解いてみた感想:
 70%を占める得意先のX社とY社の協力要請の板挟みで、C社が物凄くかわいそうだと思った事例(笑)
 ただ、こういった対応ができるかできないかで、企業は大きく成長できるんじゃないかな?と感じた。
 問題としては、定番のSWOT分析に始まり、コスト面と納期面をどう見直し、X社とY社の要請に対してどう前向きに対応していこうか?といったセオリーな流れなので、これもそこまで難しくはない。
 ただ、問2(設問2)の「現場で想定される混乱」だけは、事例Ⅲ屈指の難問。
 「オペレーションが複雑化する」「部品が同期化できない」という模範解答が多かったが、与件を見てもなぜその解答が出るのか?あまりピンとこない。
 まぁこの手の問題は過去問でよく使う定番フレーズや1次知識を組み合わせて「らしく書く」対応がいいのかもしれない。
 この問題で、全体の難易度がグッと上がった印象。
・難易度:★★★★

●事例Ⅳ
・業種:電子部品メーカー
・主なテーマ:経営分析、損益分岐点売上高、設備投資のNPV、金利上昇による債券の影響およびリスク軽減策
・解いてみた感想:
 損益分岐点のグラフを書かせる問題が初登場した。
 ただ、1つ1つの問題を落ち着いて対処できれば、そこまで難しくなかった事例と感じる。
 経営分析は昨年度同様、長所・短所だったが、与件と財務諸表を照らし合わせれば自ずと指標は浮き上がってくる。
 他の論点も基本テーマなので、ぜひちゃんと押さえておきたい。
 ちなみに、ラスト問題で出題されたマクロ経済学の貨幣と債券の動き(LM曲線)が出題されたのには、やや驚き。
 法務の問題もたまに出題されるので、1次のみしか出ない科目(経済・法務)も侮れない。…すっかり忘れかけてしまっているだけに気をつけたいf ^^;
・難易度:★★

【決定版】モチベーションアップにつながる言葉!

診断士の2次試験まで、いよいよ2週間を切りましたね!
ここからは「精神力と体力が重要である」と考え、モチベーション管理に重点を置くようにします。

そこで、モチベーションアップにつながる言葉をかき集めてみました。
これはほとんど診断士ふぞろい本の各ページ下部にあるコラム欄からの引用ばかりですが、自分で考えたものも一部ありますf ^^;

【やる気の出る言葉】
・目標を持てば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる。
・今やれないやつは、明日やれるわけがない。
・ここまできたら自分のために合格するとはいわず、支えてきてくれた人のために合格するように死ぬ気で勉強しろ。
・どんな試験も実力だけでは合格できない、運が必要だ。運は意識することで呼び込める。
・努力は裏切らない。
・来年になって後悔するくらいだったら、今とことんまで努力してみろよ。
・「自分にはできない」という思い込みさえなくせば、苦手は努力で克服できる。
・絶対にあきらめない!!執念は現実となる。
・あきらめなければ必ず道は開ける!
・合格しなければ、ただの人。
・診断士に合格すると、見える世界が変わる。
・合格して美味い酒を飲むぞー!
・あきらめたらそこで試合終了ですよ…?(誰もが知る名言ですね!)

【診断士とは…?】
・士業のなかで、唯一未来を志向することができる資格。
・自分の夢に近づくための手段。
・人間性に仕事が集まる典型的な資格。だから、合格は人間性を磨くスタートライン。
・広いネットワークと広い視野で経営課題を解決する現代のサムライ。
・中小企業の味方で救世主。

【合格の秘訣】
・「診断士」として、2次試験に臨むこと。
・社長の顔が見え、想いを分かってあげられることのできる人になること。
・「この問題を何とかしよう!」「もっと良くしよう!」と真剣になって考えられること。
・「いろんな人に対する感謝の気持ち」を忘れないこと。
・「合格して社会の役に立ちたいんだ!」という揺るぎない信念を持つこと。
・最後まで…、最後まで…、自分を信じること!!



あと、松岡修造さんのアツいメッセージも、モチベーションアップにつながります。

■名言・格言『松岡修造さんの気になる言葉
http://iso-labo.com/labo/words_of_SyuzoMatsuoka.html

■松岡修造オフィシャルサイト「心の声に聞け!」
http://www.shuzo.co.jp/

松岡修造さんは、自分がとても尊敬する方で、アツさという面ではかなり影響を受けています(^^〃
関連動画とセットにすると、なお完璧でしょうね☆



自分は、これをファイナルペーパーの一つにします。
何だかんだ言って最後は「諦めない精神力」ですからね!

平成21(2009)年度・診断士2次の感想

平成21年度の事例を解いてみた感想をアップします。

この年度はとにかく事例Ⅳが激難でしたねぇ。1次の財務会計に出ていない論点(財務レバレッジ、営業レバレッジ)があり、とても大変でした。
最近の事例Ⅳは変化球が多い問題ばかりですからねぇ。
事例Ⅳ…本当に難しいですが、これを乗り越えないからには診断士になれないので、ひたすら頑張るしかありませんね!残り2週間!!

●事例Ⅰ
・業種:菓子メーカー
・主なテーマ:買収元(A社)と買収先(F社)の強み、当時A社が買収に積極的でなかった理由、買収元A社の従業員のモラールが低下してしまった理由、菓子職人を工場長にすることによる効果、短期的に売り上げを増進させるための施策
・解いてみた感想:
 買収によるメリットやデメリットなどを全面的に問うた事例。
 買収元と買収先の会社の視点でそれぞれ考えることができれば、割と対応しやすかったんじゃないかな?と思う。
 あとは、従業員のモラール維持など、モチベーション管理の考え方も重要だった。
 事例Ⅰは抽象度がかなり高い問題が多い。けれども、組織人事の管理をベースに従業員のモチベーションと売上・利益向上を軸に展開していけば、そこまで外さないだろう。
 事例Ⅰを得点源にするのは極めて難しいが、取れるところはちゃんと取っていきたい。
・難易度:★★★

●事例Ⅱ
・業種:スポーツ用品店
・主なテーマ:競合店に対してB社の強みを活かした差別化戦略、ターゲット顧客層の策定、顧客の拡大とロイヤルティ向上のための新事業(自社のみの事業・銭湯との共同事業)、インターネットを利用した地域内外の人々とのコミュニケーション強化方法
・解いてみた感想:
 分かりやすいけれども、得点は取りづらかった事例。
 同じような論点が複数の解答で問われており、解答の切り分けが厳しい。
 特に、「ランナー」や「フットサル」がいたるところに記載されており、解答の全体を俯瞰したときに「これだけの解答で良かったのか?」といった不安が若干生じる。
 また、第3問・設問1の自社のみでできる事業として、「着替え・シャワールームの貸出」もあり得ると思う。
 ただ、TAC解答例では全て設問2の方に組み込んでいたのが違和感を覚えた。
 解説を読んでみると「着替えやシャワールームを組み込むと設問1の要素が多くなりすぎるから、設問2の方に組み込んだ」と書いてあった。
 過去問演習で大切なのは「解答例の表面だけをみて評価をするのではなく、その解答にいたった背景・理由を分析すること」だと思う。
 あと、一番最後にあったフットサルの説明についての注釈を軽視していたのが、反省点であった。注釈に意外と重要なことがたくさん書いてあるので、これは気をつけないと!
・難易度:★★★☆

●事例Ⅲ
・業種:木製家具の製造業
・主なテーマ:安定的な業績を維持できているC社の強み、過大な製品在庫と製品の欠品が生じている理由と生産面での改善策、大手インテリア用小売チェーン店からのOEM対応によるメリットと対応策、見込生産と受注生産の違い
・解いてみた感想:
 今までメインであった経営戦略から、生産オペレーション・管理など事例Ⅲらしい内容に戻った。
 在庫管理やOEM、見込/受注生産など、1次の生産管理の基本知識があればそこまで対応は難しくはなかったと思う。
 ただこの事例も、同じような論点を複数の解答箇所で記述せざるを得ない構造なので、切り分けが難しい。
 無理に切り分けを考えると時間がかかり、他の問題を熟考する時間がなくなってしまう。だから、あえて解答を重複させる方がいいのかもしれない。そこら辺は全体のバランス次第かもしれないが。
・難易度:★★☆

●事例Ⅳ
・業種:スポーツウェアの製造・販売業
・主なテーマ:経営分析、財務レバレッジ、損益分岐点売上高、営業レバレッジ、為替予約・オプション取引
・解いてみた感想:
 極めて難しい事例。
 特に問2の税引前自己資本利益率のバラツキの変化は、いまだに正しく計算できない…
 解説でも数ページを割いてσ(ギリシャ文字の小文字のシグマ)を使って説明していたが、あまり理解できなかった。
 ただ、財務レバレッジ効果の公式:ROE={ROA+(ROA-i)*負債比率}*(1-税率)は、押さえておくべし。また出そうな予感がする。
 さらに「経営レバレッジ」という新論点も出た。簿記1級だったらこの論点も試験範囲に含まれるが、試験に滅多に出ない論点である。どちらにせよ対応はかなり厳しい。
 あとは、第1問の経営分析では問題点・改善策を問う問題から、長所・短所を問う問題に変化していたのも微妙に難しかった。
 
 試験中にこの手の問題にあたったら、かなりシンドイ。
 だが、それでも取れるところをどんどん狙っていき、難しい計算問題でも断片的な知識を積み重ねて、1点でも多くもぎ取る姿勢が重要なのだろう。
 この事例Ⅳを通らずして、診断士にはなれないから。
・難易度:★★★★★

【初公開!】CAP的自分応援ソング、セットリスト組みました♪

こう見えても自分は音楽が物凄く好きなので、たまに友人とカラオケに行ったりしています。
…今は受験中なので自粛していますが、歌うとかなり激しくなります(笑)

音楽の力って「強いなぁ」って、思うんですよね。
自分の心が折れそうになった時とか、人生の節目などの時に、よく音楽を聴いたり歌ったりします。

そこで、個人的に「自分応援ソング」と題して、1枚のCDを作ってみました。
74分に収まらないとは思うが、多分80分には収まる…はず!
ってか今はCDじゃなくてSSDとかのメモリ∞の時代か!?

#01. 負けないで(ZARD)
#02. 終わりなき旅(Mr. Children)
#03. RUNNER(爆風スランプ)
#04. それが大事(大事MANブラザーズバンド)
#05. 栄光の架橋(ゆず)
#06. 僕が僕であるために(尾崎豊)
#07. 俺たちの明日(エレファントカシマシ)
#08. ガッツだぜ(ウルフルズ)
#09. Mugen(ポルノグラフィティ)
#10. ハルジオン(BUMP OF CHICKEN)
#11. 曇りのち晴れ(SIAM SHADE)
#12. 生きてく強さ(GLAY)
#13. READY STEADY GO(L'Arc~en~Ciel)
#14. ultra soul(B'z)
#15. バードメン(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)
#16. ROCKET DIVE(hide)

前半は、誰もが「これは定番だよねー♪」って曲ですね。
特にZARDの「負けないで」は、軽く1,000回は超えたと思います。

後半は僕が大好きなアーティストで固めちゃいました。
こう見ると、ややアップテンポでシンプルなロック寄りの曲を好む傾向にありますねぇ~♪
あと、90年代の曲も多い気が。
…ちなみに当方、アラサーど真ん中の世代です。ご参考まで(笑)

なんかコレ作っていたら、メチャカラオケに行きたくなってきました♪

診断士終わったら、誰か一緒に歌いに行きませんか♪~θ(´∀`★)

平成20(2008)年度・診断士2次の感想

平成20年度まで到達しました。

平成20年度は、なんだか事例ⅠとⅢの問題が入れ替わったような印象がありますね。
事例Ⅰで生産っぽい話が出てきて、事例Ⅲでは組織人事の話が出てきたりと…
どこまで管轄外の論点に踏み込むかは悩みどころですが、本番ではあまり悩まず素直に「設問文で求められていること」と「与件に強く出ている内容」を中心に回答したほうがいいでしょうね。

ポイントは「みんなが書きそうな解答を書くのがベスト」という話を、診断士の先輩から伺いました。
この当たり前のような解答を書くのが実はものすごく難しいのですが、トレーニングあるのみですね!

●事例Ⅰ
・業種:機内食(アントレー)を製造販売する食品メーカー
・主なテーマ:歴史的展開を踏まえたうえでのA社の強みと要因、取引先からのコスト削減要望にいたる背景(商品特性の観点で)、権限委譲によるコスト削減の効果、シングル・ワークステーションが生産性向上に効果を生み出す可能性、新規事業の成功の是非
・解いてみた感想:
 やや馴染みの薄い業種で、アントレーという専門用語に惑わされないようにすることが大切な事例。
 あと、権限委譲がコスト削減にどう結びつくかの関連分析が難しかった。
 設問文も抽象的なので、なかなか整合性を取った解答を作りづらい…
 セル生産による生産性向上の論点も問われたので、どこまで事例Ⅲ寄りに踏み込もうかも悩んだ。
・難易度:★★★★

●事例Ⅱ
・業種:温泉旅館
・主なテーマ:顧客に支持されてきた理由(強み)、予約客が減少した理由、4代目経営者のマーケティング戦略上の問題点、現在の設備と経営システムを大きく変えずに顧客を増やすプロモーション戦略(既存 / 新規顧客)、地元の資源を有効活用した新規事業
・解いてみた感想:
 「そうだ。京都に行こう!」という事例(笑)
 (…まぁ箱根とかでもいいけど。関東人にとってはやっぱり京都に憧れるので)
 さて、この事例はかなり分かりやすい。読んでみても面白いし、とてもいい問題だと思う。
 内容もそんなに難しくはなかったが「2つ書け」系な問題が多く、切り分けにやや苦労する。
 また、30字という字数制限が厳しい問題も多いため、なかなかまとめるのが難しい。
 意外と30字って要素を詰め込めないから、少ない文字数になれるトレーニングも必要かも。

 診断士終わったら、ぜひB旅館みたいな温泉に行きたいなぁ。
 …「1泊2日で5万円~」という超高級旅館みたいですが(T▽T)
 さてここで一句。
 「B旅館 合格したら 行けるかな?」(…金銭面でf ^^;)
・難易度:★★

●事例Ⅲ
・業種:金型(電機・自動車・日用品などプラスチック用製品向けの)製造業
・主なテーマ:有効活用できる経営資源と経営戦略、取引先からの大型金型の依頼対応による機会・生産面での課題、短納期化のために必要なデータ項目と短納期化以外の生産面での効果、育成に時間がかかる仕上げ工の育成方法
・解いてみた感想:
 こちらは、事例Ⅰみたいな内容。特にラスト問題の熟練工の育成は事例Ⅰに本当に出てきそうな問題。
 今回も経営戦略寄りのテーマだったかなぁ。
 本事例は「短納期化」が大きなテーマの流れになっていた。いかに納期を意識した解答が作れたかがカギだと思う。
 解答にあたっては「QCD」のフレームワークを使ったら上手く解答できた。ぜひ本試験でも意識しよう。
 そんなに難しくはなかった。…というか、過去問に慣れてきたのか?
・難易度:★★☆

●事例Ⅳ
・業種:工業製品の塗装
・主なテーマ:経営分析、現状設備で稼動させた場合の税引前キャッシュフローの現在価値、新設備導入による固定資産売却損・予想税引前純利益、負債利用による節税効果、資金調達を全額負債に依存した場合の問題点、議決権制限株式による経営権の維持
・解いてみた感想:
 オーソドックスな論点ばかりなのだが、設定が曖昧な問題があり、難しいというよりは計算処理の判断に苦しむ事例。
 特に第3問(1)の予想税引前利益は、解釈がいくつもあり、なかなか正しく読み取れない…
 まぁ今みたいな計算過程を書かせる答案用紙であれば部分点のチャンスはある。だが、この問題は答えだけを書かなければいけないので正答は至難の業。できるところから手をつけたほうがやっぱりいいなぁ。
 あと、議決権制限株式など、1次の法務から出題されたのも驚いた。あわてないことが大切だなぁ。
 (知識はあるので、あとは落ち着いて記憶を引き出す対応力だけ!) 
・難易度:★★★★☆

勉強に一番集中できる音楽を見つけました!!

相変わらず受験生と社会人、父親の顔を併せ持った生活を送っています(そんなにカッコイイモノではありませんがf ^^;)。

音楽を聴きながら勉強をする人って多いと思います。
僕は音楽が好きなので、いろんな音楽を試してみました。
その中で個人的に集中できた音楽は…

パワーみなぎるロック?ノリやすいポップ??それとも、リラックスできるクラシック?

…いや、

なんと「雨の音」なのです!

ただひたすらザーッという激しい雨が地面に打ち付けるような音を聴くだけです。

勉強するときは全くの無音よりも、ある程度の雑音があった方が集中できるような気がします。
だから電車の中や喫茶店などは勉強に集中しやすい環境なのもうなずけます。
まぁ、たまに寝てしまうときもありますが(笑)

雨の音、お勧めですよ~♪

なお現在、個人的に勇気づけられるような歌や曲をピックアップ中です。
自分応援ソングのセットリスト、出来上がりましたらアップします。
お楽しみにヽ(=゚∀゚)ノ゙♪

平成19(2007)年度・診断士2次の感想

平成19年度です。あともう少し…ではないか(;^_^A

この年度はちょっと癖が多い問題や事例企業のイメージがつきづらい問題が多く、難しかったです。

もしかすると偶数年度の問題が簡単で、奇数年度の問題が難しいような気がします。
ってことは今度は…、いや、何でもないf ^^;
簡単だったら簡単だったで取りこぼしが命取りだし、まぁ引き続き頑張るに越したことはない。
というわけで、今日も事例♪

●事例Ⅰ
・業種:海外ブランドのアクセサリー販売業者
・主なテーマ:A社の業界(宝飾品市場)の不透明さや複雑性の環境分析、路面店と比較したインストアショップ店舗展開によるメリット・デメリット、直営路面店の事業展開の戦略的位置づけと達成のための施策、ある属性の従業員の満足度が低い理由の類推、収益構造改善のための施策
・解いてみた感想:
 まず高級アクセサリーやジュエリーといった、自分とは全く無縁な業界なので、事例の世界になかなかのめり込めない…
 実際の問題もかなり難しかったと思う。
 とにかく、設問要求の抽象度の高さ!基本的に「主なテーマ」のところに設問文の箇所を順に当て込んでいるのだが、自分で書いていてもよく分からない。
 あと「路面店」というのが全くイメージがつかず、始めは露店のことかと思った(爆)
 (まぁ、原宿や表参道にあるようなオシャレなお店が何となく路面店なのかなぁ?と思ってリカバリできたが…)
 また、この事例は「ブランド」の取り扱い間違えに要注意だと思う。
 ここでのブランドは、事例Ⅱによく出る経営資源の強みとなるようなブランドではなく、「海外の高級ブランド品」といった文字通りのブランドである。
 落ち着いてみると当たり前の話なのだが、こういった紛らわしい用語が出ると調子が狂いがちである。
 個人的には設問要求の抽象度の高さや紛らわしさが相まって、かなり高めの難易度。
・難易度:★★★★☆

●事例Ⅱ
・業種:ホームセンター
・主なテーマ:競合(大手ホームセンター)に対抗するために活かせる強み・品揃え戦略、店舗数と店舗面積を増やさずに売り上げを拡大する方法、B社と大手ホームセンターの流通活動の違い、B社のインターナルマーケティング
・解いてみた感想:
 平成18年度の事例Ⅱとやや似ている列挙型の事例だが、こちらは解答要素が複雑な形でいろんなところに埋め込まれているので、難易度が高い。
 大きな特徴は、序盤の問題が難しいということ。特に競合の大手ホームセンターの情報が少ないので、結構つらい。
 あと、大店法の廃止という時事ネタ系の要素もどこで使うか非常に悩ましい。
 ただ、ラスト問題のインターナルマーケティングはかなり簡単でほぼ与件抜き出し系。この問題から解いた方が全体の仕上がりは良くなると思った。
 解く順番もちょっと考えないとなぁ。基本自分は第1問からやらないと気が済まないタイプだが、臨機応変に対応しよう。
・難易度:★★★★

●事例Ⅲ
・業種:商業印刷業
・主なテーマ:印刷業界における強みと弱み、直販でない広告代理店の増加による収益・生産面での影響、営業と工場の円滑な業務遂行のための管理すべきデータ項目、現状の体制・生産状況を踏まえた設備投資の是非、新事業(名刺管理)への取り組みについてのアドバイス
・解いてみた感想:
 また出ました、印刷業!書店とかも含めたら、結構な出現頻度だと思う。診断士の出題者は、出版業界の人が多いのかな(^^〃
 さて、この事例も経営戦略寄りの問題である。
 (事例Ⅲ特有の生産オペレーション寄りの問題は、ここしばらく、なりを潜めている印象)
 定番のSWOT分析は対応しやすいものの、それ以後の問題は設問要求が抽象的で題意を把握するのが難しい。
 特に情報系の問題については「いつものお決まりのフレーズは書けるが、与件を使いきっておらず、何となくモヤモヤする」といった感じになる人が多いと思う。
 また、本事例の大きな特徴は「投資する/投資しない」の是非をハッキリと問う問題があったことである。
 C社の現状や問題の流れを見れば「投資しない」が自然だが、○か×かを決めなければいけない問題は試験場でのプレッシャーがハンパない。
 とにかく落ち着くことが大切な事例だと感じた。
・難易度:★★★☆

●事例Ⅳ
・業種:化粧品メーカー
・主なテーマ:経営分析、損益分岐点分析(固変分解)、設備投資と研究開発に伴うNPVとデシジョンツリー、インターネット販売における個人情報保護の観点での留意点・資産と費用の構造変化の説明
・解いてみた感想:
 この年度の事例Ⅳから今までの過去問とは打って変わって、一気に難化する。
 特にNPVの計算は、設定が複雑で情報を整理しづらい。特に現在価値に割り引く処理が難しく、よほど注意をしていても割引モレが生じる。
 まぁタイムテーブルなど図で整理することが必要なんだろうなぁ。あと検算か。
・難易度:★★★★

平成18(2006)年度・診断士2次の感想

立て続けに平成18年度もアップします。かなりスピード上げています。

この年度は割とストレートな良い問題が多く、対応しやすかったですね。

数年過去問をやってみましたが、なんだかある程度の周期で難易度の易化/難化が入れ替わっているような気がします。
その規則性やよく問われる設問の癖が分かってくると、本試験でもだいぶ予測がついて対応しやすくなるかもしれません。
やはり肝は「過去問に始まり、過去問に終わる!」といっても過言ではないでしょう。
あと「財務を制する者は診断士を制す!」も金言ですね♪

●事例Ⅰ
・業種:化学品の専門商社
・主なテーマ:メーカー子会社としての強み・弱み、海外営業拠点の展開・活用方法、親会社との関係性を踏まえた事業展開、地域別/商品別組織となっているデメリットと解決策、再雇用制度がもたらすデメリット
・解いてみた感想:
 メーカー子会社という立場を踏まえて海外事業などを展開していく事例。
 メーカーのグループ会社やホールディングス会社などの組織に勤めている人は、割とイメージしやすかったと思う。
 海外展開やコーディネートといった新たなテーマが出たが、専門的知識や経験に左右されないような内容だったので、そこまでの癖はなかった。
 あと、ラスト問題の再雇用のデメリットは、唐突な出現で取ってつけたような感があったのが拍子抜けした(笑)
・難易度:★★★

●事例Ⅱ
・業種:テニススクール
・主なテーマ:競合(大手テニススクール)に対する差別化のポイント、サービスの不可分性・需要の変動性、新規事業(学習塾)で活用できる有形資源・無形資源と差別化戦略、その他考えられる新規事業の立案
・解いてみた感想:
 何といっても解答箇所が15個という、多くの要素を列挙しなければならない解答数の多さが目を引く。
 とにかく与件に書いてあることを抜け漏れダブりなくどんどんピックアップしていく、「段取りの良さ」や「編集力の高さ」がポイントとなった事例だった。
 内容としては、サービス業特有の需要変動性の対策など一部知識系があったが、これらは一般常識で十分わかるので、そこまで難しくはなかったと思う。
 とにかくどんどんリストアップして手際良く進めていくことが大切な事例。
・難易度:★★☆

●事例Ⅲ
・業種:電気亜鉛めっきの加工業
・主なテーマ:好業績をあげている要因、最大依存先からの増産要請に対応することによる影響、海外生産をせず国内生産に特化する際の強化すべき点、環境負荷の少ない原料採用・技術開発によるアドバイス、生産平準化と小口輸送対応に伴う情報システムの整備で管理すべきデータ項目の検討
・解いてみた感想:
 与件文と設問文が順番に対応しており、かつ与件文の文章が構造化されていて、とても情報を読み取りやすかった。
 ただ、序盤から終盤にかけてだんだんと難しくなり、特に終盤のデータ項目の管理という問題はかなり抽象的で、対応が厳しかった。
 あと「六価クロムから環境負荷の少ない三価クロメートへの転換」という聞き慣れない用語が出たが、何とか対応できた。本番でも、こういった自分の知らない言葉が出てもあわてないことが重要と考える。
・難易度:★★★

●事例Ⅳ
・業種:コンビニエンスストア
・主なテーマ:経営分析、キャッシュフロー計算書作成、セグメント別収益分析(限界利益率・貢献利益率)、店舗展開に伴う増分キャッシュフローの最適案、POSシステムの有効活用(仕入業務、商品管理)
・解いてみた感想:
 H17と同様、かなり簡単な事例。
 過去問で頻出な論点が見事に出題されており、ほとんどの人は70点以上は取れたかと思う。
 だからこそ失点が命取りとなる、逆にある意味恐ろしい事例とも考えた方がいいかもしれない。
 決して簡単とはいえ、侮ることなかれ。自分の油断・奢りがミスを誘発させるから。
・難易度:★

平成17(2005)年度・診断士2次の感想

平成17年度を解いてみました。

この年度の問題は自分にとってあまり興味を持ちづらい事例が多く、苦手論点なばかりだったので、かなり対応しづらかったです。
問題演習と振り返りの学習時間も、かなり少なめでした。
だからH26まで一通り終えて余力があれば、ぜひもう一回この年度の問題は解いてみたいですね。
苦手な問題こそ、伸び代が大きいでしょうし。

●事例Ⅰ
・業種:ITベンチャー企業
・主なテーマ:Web展開によるビジネスモデルの特徴、A社の強み、人事管理政策導入でかえって社員のモラールが低下してしまった理由、ベンチャー企業や創業期の企業における業績連動型賃金制度の是非、今後事業を拡大する為の経営管理制度や事業拡大策の立案
・解いてみた感想:
 乗りに乗っているITベンチャー企業の事例!大儲けできてうらやましいっ!
 …さて、情報処理サービス業の事例はH14でも出題されたが、今回は小規模企業や創業期の企業寄りとなっている。
 大きな特徴としては「今までずさんだった就業規則や賃金制度を改定するために、サラリーマン経験のない社長が苦悩する」といった、人事管理や組織メインの事例Ⅰらしいテーマであった。
 ただ、ITベンチャーという他の事例企業とはやや異質な業種であったため、情報システムが得意な人がやや有利かもしれない。
・難易度:★★★☆

●事例Ⅱ
・業種:美容院
・主なテーマ:人口動態の変化による各時期ごとの戦略の定義、本店と支店の特徴を活かした相乗効果、顧客生涯価値を高めるための方策、インターナル・マーケティング、インターネット活用による顧客関係性の強化
・解いてみた感想:
 男性陣にはあんまり興味のなかった事例かなぁf ^^;
 それはさておき、内容としては若干難しい部類の事例だったかと思う。
 特に序盤の戦略の切り分けや戦略名称の定義決め、本店と支店のシナジーがあまりイメージできず、時間がかかってしまった。
 また、今回からハッキリと出てきた「インターナル・マーケティング」!
 これは従業員満足度の向上によりサービス品質に良い効果を与える手法で、これ以後の過去問でもたびたび出題される重要論点である。
 インターナルマーケティングが充実している企業は、本当に強くなるだろうなぁ。
・難易度:★★★★

●事例Ⅲ
・業種:公共設備の製造・販売業
・主なテーマ:新事業で使えそうな強みと生産体制の強化策、海外調達による留意点、工場改革のあり方、クレームに対する改善策、多様な要請をインターネットで対応するための管理データ
・解いてみた感想:
 まず、事例企業のイメージがあまり思い浮かばず、全体的にぼんやりとした問題。
 内容は、生産オペレーションよりも戦略を検討する問題が中心だった。
 あと、ISO9001が出てきてこれの取り扱いにも悩んだ。
 事例Ⅲにしてはめずらしく類推が多く、難しさに拍車がかかった感じがした。
・難易度:★★★★☆

●事例Ⅳ
・業種:リサイクル業者(鉄、アルミ等)
・主なテーマ:経営分析、予想貸借対照表・予想損益計算書・予想製造原価報告書の作成、損益分岐点売上高・損益分岐点比率の算出、原料購入時期の比較による利益の期待値分析
・解いてみた感想:
 簿記みたいな事例であり、簿記2級あたりを持っている人はかなり対応しやすい事例だったかと思う。
 また、毎年必ず第1問で出題される経営分析では、今までは問題と改善案まで求められていたものが、今回からは問題を述べるだけにとどまったので、急に易化した印象。
 基本をちゃんと押さえていればかなり簡単な事例。
 だが、こんなときこそ油断してはならない。そこに「ケアレスミス」という悪魔が潜んでいるから。
・難易度:★

TAC模試の結果。本当にボーダーギリギリ50%/50%の「C評価」

先日受験したTACの診断士2次模試の結果が返ってきました!
以前に書いた日記はこちらです。
http://cap20120401.blog.fc2.com/blog-entry-692.html

実際の結果はどうだったか?といいますと…
事例Ⅰ:36点(平均点:39.96点)
事例Ⅱ:55点(平均点:47.91点)
事例Ⅲ:35点(平均点:32.40点)
事例Ⅳ:59点(平均点:49.16点)

といった感じで、事例ⅠとⅢが危ないかなぁ、といった感じでした。
事例ⅠとⅢの採点詳細を見てみましたら、何と0点だった設問がありました。これらは題意を外した解答だったので「本番では気をつけよう!」と、気持ちが引き締まりました。

逆に事例ⅡとⅣは割と高得点でした。
分析しましたところ、事例Ⅱは「与件文をちゃんと使い、説得力ある言葉を使って説明できたこと」と「計算系のイレギュラー問題を冷静に対処できたこと」が主な要因でした。
事例Ⅳは知っていた計算処理が多かったので、それがいい結果に結びつきました。

まぁもっとも0点だった設問も、多くの受験生がそのように解答してしまうような問題設計になっていた感もありました。
ですのであまり一喜一憂はせず、客観的かつ冷静に、模試当時の取り組みを振り返るようにしています。

大切なのは「設問要求に素直に答えること」「与件文の言葉を使って解答すること」「できるだけ多くの解答フレーズを連想して試験に臨むこと」でしょう。
これは採点結果と同封されたTAC講評シートの受け売りですが、本当にこの3点は大切だと思ってます。ぜひ本番でも決してこのことを忘れないよう、試験に臨みます。



ちなみに成績はA~Eの中での「C(上位40~60%)」で、「ボーダーライン上です」といった受かるか受からないか分からない、いわば50%/50%の本当にギリギリな評価でした。
現時点でも合格できるかは、正直分かりません。でも、それでも「自分を信じて、今を一生懸命頑張り続ける」しかありません!

さぁ模試も終わりました。
そろそろ、だんだんとラストスパートに向けてより一層、頑張らなくてはなりませんね!

僕は今年で「合格」という結果を出します!
…本当にクドイかもしれませんが自分の場合、何度も書いてモチベを上げないといつまでたっても実現できない人間ですから。 

平成27年度・診断士2次試験の事例企業の業種を徹底予想!…というか単なる個人的希望ですが(笑)

2次試験は、やはり自分との関係が業界や、親しみやすい業種の問題の方が圧倒的に解きやすいですね。
そこで、今度の試験で出る事例企業を大胆予想しちゃいました!

事例Ⅰ:研修・資格受講などを手掛ける、専門教育機関
事例Ⅱ:楽器専門店または、カラオケ店
事例Ⅲ:小学生や乳幼児向けの玩具製造・販売メーカー
事例Ⅳ:ラーメン店

…まぁ、ワタクシの今の想いや個人的趣味が圧倒的に反映されている問題に仕上がっていますね(笑)

事例Ⅰでは、A社の組織的要因や人事制度を抜本的改革し、講師やスタッフのモチベーションアップに結びつく施策を考え…、
事例Ⅱでは、B店がもっと好かれてもらうよう、顧客志向かつインタラクティブなマーケティングを立案し…、
事例Ⅲでは、安全性に優れかつ安価な素材・部品を採用し、オペレーションの問題点を指摘・改善し、安全かつ求めやすい良い製品をC社にたくさん作ってもらい…、
そして事例Ⅳでは、商品別のセグメント分析、新店舗出店による収益性分析、新機械採用によるNPV分析を行い、D店が財務面で飛躍できるよう、分析・提案を行う。
心地よい疲労感と空腹感がある中、美味いビールと実際のラーメンを食して満足して帰宅♪
…といったような、サクセスシナリオを描きたいです(笑)

もちろん、実際はこんなラッキー事例ばかりではないでしょう。
ただ、過去問には出ていない業種を選んでみましたので、ひょっとしたら出るかも!?って気も、何となくします。

診断士もようやく2次の面白さに気付き始めました。
事例を通じて、いろんな業種に巡り合えますからね♪

勉強の息抜きまで、どうぞ♨♨♨